孫疲れで老後破産になる「孫破産」!注意すべきタイプの特徴と回避する方法とは?

保育園に入れないなどの理由で、祖父母が孫の世話をして育児に疲れる「孫疲れ」という言葉をよく耳にします。

孫疲れだけでなく、孫への多額の資金援助で老後破産に陥ってしまう「孫破産(まごはさん)になるケースも最近増えているようです。

子育ての責任の少ない孫が可愛いから、ついつい甘くなってしまい、お年玉をたくさんあげたり、誕生日やクリスマスのプレゼントを奮発したりすることは誰にでもあると思います。

しかし、老後資金として貯めたお金や家を売り払ってまで孫のためにお金を用意するシニアも少なくありません。

「孫破産」になりやすい人の特徴と、回避するための方法についてお伝えします。

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孫破産になりやすいタイプの特徴とは?

カワイイ孫にお金をかけすぎて経済的に負担になる「孫破産」ですが、どのような人が陥りやすいのでしょうか?

次のような人は特に注意が必要ですので、自分自身でチェックしてみましょう。

現在の資産と将来の収支の見込が把握できていない

今、自分がどれくらい預貯金があるか、所有している不動産がどれくらいの価値になるのか把握できているでしょうか?

自営業や不動産などで老後も安定した収入が入る、または資産運用していて利益を出しているような人を除けば、定年後の収入は年金だけになり、足りないお金は預貯金を切り崩して生活することになります。

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また、高齢になればなるほど病気などのリスクが高まります。

病気や介護が必要になった時、また療養が長引いた時には多額の医療費や介護費用がかかるかもしれません。

今現在の貯蓄額だけでなく、万が一のための資金、不動産の価値がどれくらいなのか確認しておきましょう。

自分の資産や年金収入、生活費等の支出について、将来にわたる収支の見込額をシュミレーションしておくと良いでしょう。

孫に好かれようと、モノや現金で気を引こうとしてしまう

小さいうちは頻繁に遊びに来てくれた孫も、習い事や部活などで忙しい、友達と遊ぶ方が楽しいなどの理由で祖父母の家に訪れることも減ってしまいます。

幼いころから、高い玩具を買い与えたり、多額の現金を渡したりしていると、祖父母からもらうのが当たり前になってしまいます。

また、孫も大きくなると欲しいモノや要求される現金が高額になるので、幼い頃から高額なプレゼントや現金を与え過ぎないように気を付けましょう。

子供や孫が親の経済状況を理解しておらず、頼って来る

一般的には、高齢者の方が預貯金額が多く、不動産などの資産を持っている場合が多いです。

また、親世代から子や孫の世代へ資産を移す際、子や孫の住宅取得や結婚、子育ての理由に限り贈与税の非課税枠を広げるような政策がとられています。

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そのため、親世代は資産が多いと思い込んでいる子世代が多く、何かにつけて親に頼って来ることも少なくありません。

その一方で、生活保護を受けている高齢者の割合が半数以上というデータもあります。

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子や孫を経済的に支援できるかどうかは、個々の経済状況によります。

子や孫がお金が無くて困っているから、と将来の収支も考えずに自分の老後資金を渡してしまうと、生活保護など老後破産に陥る可能性が高くなります

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孫破産を回避する方法とは?

孫破産になりやすい人の特徴から、まずは自分の預貯金や不動産などの資産を把握しておく必要があります。

また、まだ会社勤めをしている人は、退職金の額や将来もらえる年金の額を毎年1回誕生月に届く「ねんきん定期便」で確認しておきましょう

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自分の資産や年金収入、生活費などの支出で収支をシュミレーションしておけば、子世代が孫の教育費などの相談で頼ってきた場合の判断材料になります。

子世代に言われるがまま援助し続けていると、家族間でトラブルになる場合もありますので、援助する条件や金額の上限を決めておきましょう

また、幼いうちから正しい金銭感覚を養うことも大切です。

あまり高額なプレゼントや金銭を与え過ぎないように気を付けましょう。

まとめ

子供のために、孫のためにと何の計画もなく経済的援助を続けていると、今まで必死に貯めてきた老後資金はあっという間に底をついてしまいます。

孫のために家を売却して、賃貸住宅に暮らすことになったり、老後破産してしまうケースも中にはあるのです。

困っている子や孫の役に立ちたい気持ちは分かりますが、自分たちの老後資金を切り崩してまで、孫に支援し続けるべきではありません。

もしも老後破産しても、子世代は経済的に余裕がない場合が多いので当てにはできません。

孫破産を避けるためにも、自分の資産を把握して将来の生活の収支のシュミレーションからはじめることが大切になります。

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