生前整理のやり方とは?遺品整理にするより、今から少しずつ断捨離しましょう。

生前整理」という言葉を聞いたことがありますか?

遺品整理は亡くなった人の身の回りのモノを残された遺族が整理することですが、生前整理とは遺族が苦労しないように生きている間に自分で身の回りの整理をしておくことです。

あなたが40代であれば、自身の生前整理はまだ早いですが、あなたの親がモノを捨てられない、実家がモノで溢れているようであれば、まずは親の生前整理を少しずつでもしていった方がいいです。

生前整理の必要性や、親と生前整理をする時のやり方についてご紹介しますね。

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生前整理はなぜ必要なのか?

生前整理は本人がヤル気にならないと、親に「体が元気なうちにやっといてね」とだけ言っておいても、なかなか難しいことかもしれません。

作業を始める前に、なぜ生前整理が必要なのか考えてみましょう。

老後は体力的に片づけることが難しくなるから

誰でも年を取ると体力が落ち、日常のちょっとした家事、特に掃除や片付けをするのも労力を使うので、ヤル気もなくなってきます。

以前は出来ていたことが、だんだん出来なくなることでストレスになることもあります。

体力だけでなく、思考力や判断能力も年を取るとともに落ちてくるので、必要なモノがどこにあるのか管理できなくなったり、捨てていいのかどうか判断できなくなり、モノが捨てられないということが増えてきます。

また、年を取ると病気になることも多くなり、急な入院などで家族に必要な物を準備してもらいたくても、モノが多いと何がどこにあるのか分からなくなってしまいます。

できれば、体力も判断能力もあるうちに生前整理しておくと、万が一の時の備えにもなります

残りの人生を身軽に安全に過ごすことができるから

70代、80代だと、「もったいない」とか「モノに囲まれていないと不安」などの理由で、モノを捨てるのに抵抗がある方が多いです。

もしも、20~30代で結婚してマイホームを持ってから、ずっと引越ししていないのであれば、もう40年くらい不要なモノがたまっているかもしれません。

不要なモノがあると、生活するスペースが狭くなったり、年を取って体が不自由になり不要なモノにぶつかってケガをする可能性もあるのです。

その上、地震がおきるとモノに押しつぶされて命にかかわります。

残りの人生を不要なモノに囲まれて過ごすのではなく、好きなモノに囲まれて過ごしたいと思いませんか?

生前整理をすることで、残りの人生をスッキリとした気持ちで安全に過ごすことができるでしょう。

遺族に遺品整理で苦労させずにすむから

あなたが亡くなった後、あなたのモノは遺族が処分することになります。

もしも、老後ひとり暮らしになった場合、あなたの遺品を整理してくれる遺族いますか?

家族と同居する場合でも、少しでもモノを減らしておくことで家族の負担が減ります

「死んだ後のことは知らない」という人もいるかもしれませんが、死んだ後に見られたくないものを見られたり、遺族の誰かに譲りたいモノも処分されてしまうことがあります。

あなたにとって大事なモノであっても、他の人からするとゴミやガラクタになってしまうのです。

自分のモノを捨てるだけでも苦労するのに、家族とはいえ人のモノを片づけたい人などいないのです。

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生前整理のやり方とは?

自ら自分のモノを整理するのが1番ですが、あなたが整理して欲しいと思っていても親は全く必要性を感じていないかもしれません。

親に生前整理をさせるコツと生前整理のやり方についてご紹介します。

親に生前整理する気にさせるには?

あなたの親がモノをため込んでいて、親が自分で片づけそうにない場合は、まず生前整理することで親自身にメリットがあることを何度も言い聞かせることから始めましょう。

「〇〇さんのお母さんが亡くなって、遺品整理でお金がかかったらしい」など言うと、親は「遺品整理?早く死んでほしいの?」と誤解される可能性があるので、言わない方がいいです。

生前整理は遺族のために行って欲しいことではありますが、親自身にメリットがないと自ら片付けなどしてくれないでしょう。

モノを片づけたり捨てることで、部屋が広く使えるよ、掃除が楽になるよ、などできるだけ多く教えてあげましょう

その他に、テレビや雑誌や本などで、他の人もモノを捨てたり片づけていたりすることを見せると、親が自分からモノを片づけるキッカケになるかもしれません。

もしも実家にあなたのモノがまだ残っていたら、まずあなたのモノを片づけるところを見せることも効果的です。

また、このままモノがあふれていると、どんなデメリットがあるのかも伝えましょう

もしも地震や火事が起こると、モノに押しつぶされたり、逃げ遅れることもあるかもしれません。

大切にしまっておいた洋服もタンスの奥で虫に食われているかもしれません。

このようなことを繰り返し親に伝えて、モノを片づけたり処分することの必要性を教えてあげましょう。

今まで長い間モノを捨てられなかった人が、モノを捨てる決断を1人で急にはできませんので、親にモノを整理する気持ちが出てきたら、手伝ってあげましょう

最初にモノを仕分けする

整理術や断捨離にはいろいろなやり方がありますが、まず「使うモノ」「使わないモノ」「どっちか迷うモノに分けていきましょう。

「使うモノ」と「使えるモノ」は違います

まだ使えるモノでも使っていないのであれば、「使わないモノ」なので思い切って処分しましょう。

「どっちか迷うモノ」は、後でもう1度判断することになりますが、増えすぎると困ります。

できるだけ「使うモノ」と「使わないモノ」に分けて整理し、「迷っているモノ」は箱につめて保管しておき半年から1年経っても使わなければ捨てるようにしましょう。

財産は、書き留めておく

生前整理の場合は、土地、家屋、車などの権利証、保険証券、預貯金の通帳、宝石や有価証券などの財産を把握し、できれば目録などを書いておきましょう

財産だけでなく、住宅ローンなどの負債についても相続されるので、家族に分かるように整理しておきましょう。

残された遺族が混乱しないために1番良いのは、ちゃんと遺言書に明記しておくことです。

最近は「エンディングノート」という、残される家族のために葬式やお墓の希望、財産などの情報を記入しやすくされたノートが販売されていますので、書き留めておくのに便利です。

しかし、エンディングノートには遺言書のように法的な効力はありませんので、注意しましょう。

不用品の処分方法は?

不用品で「まだ使えるモノ」があれば、リサイクルに出してもいいかもしれません。

量が多かったり、大型のモノがあると、家まで引き取りに来てくれるリサイクルショップもあります。

しかし、あまり高い値がつくことは期待せず、「ゴミの処分費用がかからずに済んだ」くらいの気持ちの方がいいかもしれません。

その他に費用はかかりますが、不用品回収業者や生前・遺品整理の業者に頼むと大量の不用品が早く片付きます

業者に頼む場合は、事前に見積をしてもらい、財産などが見つかった場合にトラブルにならないように信用できる業者を選ぶようにしましょう。

不用品を仕訳をしたり、特定のモノは回収業者に頼まなければならない、など昔に比べてゴミを出すことが難しい時代になりました。

生前整理を先延ばしにすればする程、体の自由もきかなくなるので、できるだけ早めに処分していくようにしましょう。

まとめ

私の祖母が亡くなったときに両親が遺品整理をしましたが、祖母はモノが捨てられない性格だったのでモノが多く、片付けたり処分するのに苦労していました。

モノを片づけたり、処分したりすることは、普段の生活では後回しになりがちですが、もうすぐ始まる連休や年末年始に実家に帰省する時を利用して少しずつ進めていきましょう。

残された人生を快適に安全に過ごし、大切な家族のためにも後悔がないようにしておきましょう。

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