老後資金はいくら必要?今から準備して、貯蓄する計画を立てましょう。

老後の生活を考えた時、誰もが不安になるのが「老後資金」です。

年金だけでは足りないのは分かっていますが、実際はいくら必要なんでしょうか?

老後資金は、3,000万円必要とも1億円必要ともいわれていて、どれくらい貯めておけばいいのか具体的な目安が全然わかりません。

夫婦2人、おひとりさま、など家族構成や何歳まで生きるのかにもよりますが、ここでは、現役時代は夫が会社員で妻が専業主婦の「夫婦2人」というモデルケースで考えてみようと思います。

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年金はいくらもらえるのか?

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老後の生活での主な収入源は、年金となります。

年金受給額の平均金額ですが、次のようになっています。

現役時代は夫が会社員で妻が専業主婦の「夫婦2人」というモデルケースの年金収入の合計は、

14.5万円 + 5.4 万円 = 19.9万円 となります。

この金額はあくまで平均ですから、厚生年金は現役時代の収入額によって、国民年金は納付期間によって受給金額が変わります。

また、男性は「昭和36年4月2日以降生まれ」、女性は「昭和41年4月2日以降生まれ」の方は
65歳になるまで年金を受け取ることができません。
(それ以前に生まれた方は、段階的に受給開始年齢が引き上げられています。詳しくは「日本年金機構」のHPで確認しましょう。)

老後の生活費は?

気になる老後に最低限必要と考える日常の生活費は、平均約22万円となっています。

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これに老後レジャーや趣味など加えた「ゆとりある老後の生活費」は、平均約35.4万円となります。

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(出典:公益社団法人生命保険文化センター「生活保障に関する調査」

現役時代も休日は出費が増えますが、老後は毎日が休日になりますので出費は増えると考えておいたほうが良いでしょう。

子供が独立していれば、教育費はかからなくなりますが、その他にも医療費や冠婚葬祭などで出費が増える可能性も出てきます。

平均寿命は?

平成26年の日本人の平均寿命は男性が80.79歳女性が87.05歳となっています。
厚生労働省「平成27年簡易生命表」より)

もし、60歳で定年を迎えても男性は約21年間、女性は約27年間あるわけです。

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老後資金の必要額を計算してみましょう

60歳で定年を迎え、年金の支給開始が65歳、仮に85歳まで生きるとする仮定して、最低限必要な老後資金と、ゆとりある老後のための老後資金を計算してみましょう。

最低限必要な老後資金は?

60~85歳での最低限必要な生活費は、

22万円 × 25年 × 12ヵ月 = 6,600万円

年金収入は、65~85歳までの20年間で月額約20万円なので、

約20万円 × 20年 × 12ヵ月 = 約4,800万円

となり、最低限必要な老後資金は、

6,600万円 - 4,800万円 = 約1,800万円

この1,800万円は最低限必要な金額になりますので、予想外の出費は入っておらず、かなり節約した生活を送らなければ難しいでしょう。

ゆとりある老後のための老後資金は?

60~85歳での最低限必要な生活費は、

35.4万円 × 25年 × 12ヵ月 = 10,620万円

年金収入は、65~85歳までの20年間で月額約20万円なので、

約20万円 × 20年 × 12ヵ月 = 約4,800万円

となり、最低限必要な老後資金は、

10,620万円 - 4,800万円 = 約5,820万円

ゆとりある老後が送りたいのであれば、約5,820万円必要という結果になります。

老後資金の計算結果からわかること

つまり、かなり節約して生活しても1,800万円程度必要、レジャーや趣味など余裕をもって老後を暮らしたいのであれば、5,800万円程度は準備しておかなくてはなりません。

この金額には、医療費や冠婚葬祭、自宅の修繕費用などが入っていませんし、85歳より長生きするかもしれません

また、自分の葬儀の費用を残しておきたいのであれば、これにプラスして考えなければいけません。

また、少子高齢化で国の財政が持つかどうかわかりませんので、将来もらえる年金がゼロとまではいかなくても、受給開始年齢が引き上げられたり、減額されたりすることは避けられないでしょう。

まとめ

節約して生活するか、ゆとりある老後を送るかによっても4,000万円程度差がありますし、家族構成によっても、国の財政によっても全く異なった結果になるのです。

貯金が十分ある人や、退職金が2,000万円以上もらえる人は別ですが、老後かなり節約して生活しても足りません。

まず考えなければならないことは、65歳からの年金受給開始ですので、定年の60歳~65歳までの5年間は無収入になってしまうことです。

最近は定年を延長している会社も多いですから、60歳で定年と考えずに65歳までは働くことを考えた方がよさそうです。

最近の60代はまだまだ若いです。

定年を迎えても、できるだけ長く働いて老後資金を貯めておく必要がありそうです。

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