認知症の原因と予防とは?将来に備えて今から対策できること。

最近、自動車を運転するドライバーの高齢化に伴い、高齢者の交通事故が増えて話題になりました。

その原因として、認知症や判断能力の低下があげられます。

老いに伴う病気の1つである「認知症」とはどのような病気なのでしょうか?

また、認知症は高齢者が多い病気ですが、65歳未満でも「若年性認知症」といったリスクがあり、若年性認知症の8割が50代というデータもあります。

50代以下の方であっても、ご両親について心配になることはありませんか?

認知症の症状や原因、予防法についてご紹介していきたいと思います。

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認知症とは?症状は?

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認知症」とは、正常に発達した知能が低下し、記憶力や判断力に障害がおこり、日常生活や社会生活に支障をきたす状態のことをいいます。

認知症の症状には、「中核症状」と「行動・心理症状」の2つの症状があります。

中核症状

中核症状とは、脳の認知機能が低下することにより必ず表れる認知症の症状で、主に次のような障害が起こります。

記憶障害

新しいことが覚えられず、ついさっきのことも思い出せなくなります。

症状が悪化すると、以前は覚えていた記憶も無くなってしまいます。

見当識(けんとうしき)障害

日にちや時間、自分の年齢、今いる場所、自分が誰か、家族に関する記憶など基本的な状況が分からなくなります。

理解・判断力の障害

思考能力の低下により、2つのことを同時に判断できなくなったり、些細な変化にパニックを起こすなどの症状が起こります。

実行機能障害

料理の作り方が分からなくなってしまう、同じものを繰り返し購入していまうなど、物事の計画を立ててスムーズに行うことができなくなります。

行動・心理症状

「周辺症状」とも言われ、元々の本人の性格や周りの環境、人間関係によって起こる症状で、主には次のようなことが起こります。

  • 徘徊・行方不明
  • 幻覚・妄想
  • うつ状態
  • 暴言・暴力

認知症の原因は?

認知症のうちの半数を占めるのがアルツハイマー型認知症で、原因は不明です。

異常なたんぱく質が脳に溜まることで脳の神経細胞が死滅し、脳が委縮することで発症すると考えられていて、記憶障害の症状から始まることが多いのが特徴です。

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認知症を予防することはできるのか?

認知症の中でも患者数の多いアルツハイマー型認知症と、脳梗塞や脳出血脳動脈硬化などによって起こる「脳血管性認知症」については、高血圧・糖尿病・高脂血症などの生活習慣病との関連があるのではないか、と言われています。

生活習慣病は、普段から栄養バランスのとれた食事を摂ることを心掛けたり、適度な運動をすることで防ぐことができます

また、人とコミュニケーションを取ったり、本を読む、脳トレをするなど頭を使うことで脳が活性化して認知症の予防にも役立ちます。

認知症の治療法とは?

認知症を発症してしまうと、今のところ完全に治すことはできません

しかし、認知症の症状が比較的軽い時に病院で薬を処方してもらえば、認知症の進行をゆるやかにすることはできるようです。

認知症を早く発見するためにも、家族や周りの人が認知症を疑うような言動に気づいたら、早めに病院に行って相談するようにしましょう。

まとめ

認知症の中でもアルツハイマー型認知症になってしまったら、現在の医療技術では完治することはできません。

もしも、周りの人や自分の親が「あれ?何かおかしい」といった言動をしたら、早めに専門機関で相談しましょう。

完治することはありませんが、薬で認知症の進行をゆるやかにすることはできます。

その際は、介護保険など利用できるサービスは積極的に利用して、家族や介護する人の負担をできるだけ減らすようにしましょう。

また、認知症は誰にでも発症するリスクはあるので、今から生活習慣を見直して認知症予防に努めましょう。

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