老後の生活費はいくらかかる?月々の平均支出の内訳から必要額を考えてみよう!

老後、定年退職すると職場に行くこともなくなるので、毎日が休日のような生活に変わってしまいます。

現役世代から見ると羨ましい限りですが、それも老後資金に余裕があってこそ成り立ちます。

老後、最低限必要な生活費は月平均22万円ゆとりある老後のための生活費は月平均35.4万円といったデータがあります。

関連記事です ⇒ 老後資金はいくら必要?今から準備して、貯蓄する計画を立てましょう。

では、老後の支出の内訳はどうなっているのでしょうか?

詳しい支出の内訳を見て、老後の生活をイメージしてみましょう。

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夫婦の場合の老後生活費の内訳は?

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実際に老後の生活費の支出の内訳はどうなっているのでしょうか?

高齢夫婦無職世帯の家計収支のデータをもとに見ていきましょう。

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(出典:総務省「家計調査報告 平成27年平均速報結果の概況」

分かりにくいので、支出の内訳の金額を割合から計算してみます。

<支出の内訳>

  • 食費・・・62,428円
  • 住居費・・・17,557円
  • 水道光熱費・・・20,484円
  • 家具・家事用品・・・8,534円
  • 被服費など・・・7,071円
  • 医療費など・・・15,362円
  • 交通費・通信費・・・27,312円
  • 教養娯楽費・・・26,092円
  • 交際費・・・30,482円
  • その他の支出・・・28,542円
  • 社会保険料・税金・・・31,842円

支出合計 275,706円

どうでしょうか?支出の内訳を見て、老後の生活のイメージができたでしょうか?

内訳を見て、住居費が17,557円と少なくなっているのは、住宅ローンを完済した家庭も多いからだと思います。

住宅ローンが定年後も残っていたり、賃貸の場合はこれに上乗せして考えなければいけません

また、この結果は現在の物価での内訳なので将来物価が上昇したり、消費税が引き上げられると当然支出額が増えてきます

あなたがもしも私と同じくらいの40代だとしたら、60代になるまでの約20年、物価や消費税が全く上がらないとは考えにくいからです。

年金収入だけでは老後の生活費はマイナスに

総務省の家計収支データの高齢夫婦無職世帯の収入についても注目してみると、毎月62,326円も不足しているのが分かります。

65歳でリタイアして、85歳まで共に生きるとすると、

62,326円 × 12ヵ月 × 20年 = 14,958,240円

1,500万円近くマイナスになります。

85歳以上生きると、それ以上不足します。

62,326円 × 12ヵ月 = 747,912円

毎年75万円程度不足していくので、長生きにもリスクが伴います。

人は何年生きるか分かりませんので、老後はできるだけ無駄を省いて行くことも重要です。

老後になると、子供も独立していることも多く教育費はかからなくなったり、現役時代にかかっていた支出も定年後必要なくなることも多くあります。

関連記事です ⇒ 定年後の生活費はどれくらい?支出の変化から内訳を考えて生活設計してみよう!

その他に、介護費用など新たに必要となる支出もでてきますので、できるだけ早く今の生活を見直して老後資金の備えを計画的に進めていく必要があります。

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老後生活費、独身の場合は?

高齢夫婦の老後の生活費は約27.5万円だとわかりましたが、おひとりさまやパートナーに先立たれた独身の場合、どのくらい生活費がかかるのでしょうか?

独身の場合の老後生活費は、不足分も含めて156,374円となっています。

独身だからといって、単純に高齢夫婦の半分とはなっていません。

関連記事です ⇒ おひとりさまの老後の資金はいくら必要?

支出の内訳の差を見てみましょう。

<支出の内訳の差額>

  • 食費・・・27,909円
  • 住居費・・・3,749円
  • 水道光熱費・・・7,107円
  • 家具・家事用品・・・3,355円
  • 被服費など・・・2,611円
  • 医療費など・・・7,019円
  • 交通費・通信費・・・14,798円
  • 教養娯楽費・・・10,270円
  • 交際費・・・10,345円
  • その他の支出・・・12,875円
  • 社会保険料・税金・・・19,294円

支出の差額の合計 119,332円

夫婦と独身の差額が少ないものが、独身の生活費が夫婦に比べてかかっていると考えられる項目です。

住居費や家具、家事用品、被服費は独身でも夫婦に近い金額がかかると考えて、老後の生活費をイメージしておきましょう。

家計簿をつけてみましょう

老後の支出の内訳の平均を見ましたが、現在の支出と比べてどうだったでしょうか?

家計簿をつけていない人は、2~3ヵ月間だけでも家計簿をつけて、今の支出がいくらになっているか把握することから始めてみましょう。

自分の家の支出の内訳と、老後の支出の内訳を比べてみて、今の暮らしでもっと節約できそうなことは減らして行くなど工夫ができるからです。

まとめ

もしも、住宅ローンを完済していたり、子供が独立していれば、人生の4大支出とも言われる「マイホーム」「教育費」「老後資金」「保険料」の中の2つの大きな支出が無くなるので、現役時代の7~8割程度の生活費で暮らせる可能性が高くなります。

また、不足分と定年までの期間を考えれば、どれくらい老後資金が必要か予測がつくと思います。

もちろん想定外の出費もありますが、定年までどのくらい貯められるのか、早めに老後資金の計画を立てて対策を練っていくことが重要になります。

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